加川組 第十班 -1

2005年9月15日から始まった「加川 良withすぎの暢in北海道」12日間、8回のライブ。

 15日「小樽・一匹長屋」、16日「札幌・KRAPS HALL」、17日「旭川・アーリータイムス」の前半3回と、23日「幕別・ゼロポイント」、24日「帯広・キッチンノート」、25日「芦別・ディラン」の後半3回、計6回のライブを堪能する事が出来ました。加えて、今回はすべてムロ乱の車での移動、そして同行してくれる仲間がいました。

 らいだぁ氏の「白糠を絶対外してはなりませんぞー」のお言葉には背いてしまい、お許しを。
また、ツアーの初め・途中に、たくさんの激励・羨望?のメール、電話をいただきましてありがとうございました。加川教に入信して良かったと改めて感激した次第。

 生涯、最初で最後になるかも知れないという強い思いで臨んだのは言うまでもなく、このような我侭に遊び呆けていられるこの環境に感謝であります。

 良さんの事、ライブの事を詳細に書けば書くほどに、失礼な事あるやも知れず、怖くて書けません。また同行して下さったクルーの方々にも失礼な表現があるやも知れません。もしもそんな事がありましたら、それはムロ乱の作り話と一笑してくださいませ。。と言う事で、ツアーレポートと言うにはお粗末で、もう自分自身の記録と居直る事にしました。

とにかく、だらだらと長いです。一生懸命に読まない事をお奨めしまーす。

9月14日(水)雨のち曇り

 10時過ぎかな?明日からのツアーに備えて、あたしはいつものパチ屋で鋭気を養っていると、携帯にメールが届いた。
「千歳に着いて、もう函館行きの列車に乗っていまーす」 くらくらさんからだ。くらくらさんは飛行機のチケットの都合でこの日から北海道入り。
 くらくらさんのツアーは今日がスタートなのだ。くらくらさんは函館の夜景を是非見たいという事で、短い時間なのだけど函館まで行く。短い時間なら「アッシーが居たほうがいいんでないかい?その方がいいべさ!」とあたしは「カトー」を紹介する。カトーは後日あたしらと一緒にツアーに参戦するので、好都合だ。

 函館も前日から降っていた雨は、お昼過ぎには止んで、夜景がしっかりと見られたそうだ。

 聞くところによると、良さんは空路で本日到着、暢さん・福井さんは機材を積んでのフェリーで、今夜到着予定らしい。この待遇の差は一体なんだろう?出発地の違いと、器材の有無なんでしょうねぇー?

9月15日(木)快晴 小樽『一匹長屋』 本日の走行距離 約200km

 朝、4時に起きてしまった。なんと言っても天気がいい。それでももう少し寝なくてはと、うつらうつらを繰り返しながら頑張るが、6時には寝床から飛び出した。と言ってする事が無い。
奥さんからの皮肉、愚痴やらを、のらりくらりとすり抜けひたすら耐える。ここは我慢のしどころ、奥さんの出勤8:30までの我慢じゃぁー。

10時に家を出る。10時30分東室蘭駅に到着するくらくらさんをお迎えしてツアーが始まる。

改札口に現れたくらくらさんは、いかにも旅慣れた格好で現れた。

 12:30に千歳に到着する、さっちゃんのお迎えには若干の余裕がある。一応観光もしましょうか。
まずはあたしの地元、登別・地獄谷を垣間見て、道すがら白老(シラオイ)ポロトコタンを車中から見てと…ハハハ時間がなくなりましたがな。慌てて高速に乗って、空港へ。

さっちゃんのお出迎え。あたしらが少々遅れたのに合わせたかのように飛行機も遅れてくれた。
 これで、本日のクルーが揃った。よろしくお願いしまーす。
 千歳ICから札幌へ向かう。札幌の小樽側の外れで遅めの食事。ムロ乱の厳選高級寿司店(回ってるけど)でお昼。本州の方々には蟹、生さんま、つぶ(さざえみたいな貝)が好評でありました。


石屋製菓チョコレートファクトリー

食後、すぐ近くにある、『石屋製菓チョコレートファクトリー』に寄り道。ここで「白い恋人」が作られているのです。お土産を物色し、結局はソフトクリームだけを食しながらあっと言う間の移動!
これからやっと、札幌西ICから小樽へ向かうのです。

遅いお昼の腹ごなしをしなくてはと、まずはまたもや観光。小樽運河沿いを散策。オルゴール堂、北一ガラスなんかを見て歩き廻ったのでありました。
17:30頃にはさすがに疲れてきて、北一ガラスのホールで一休みしようとしたら、18:00で終わりだって。
じゃぁやーめた。

 
 今日のライブ、「一匹長屋」の開場は19:30。まだまだ時間はたっぷりとあるけれど、ホテルに戻るには距離がありすぎて面倒。仕方なく、一匹長屋を探す。それ程、迷わずに辿り着いた。なんと言っても名古屋Noの車があるから判りやすいのである。近くの喫茶店で時間を潰す。えっ!コーヒーとビールが50円しか違わないの?じゃビールにしちゃいます。それも北海道限定の「サッポロクラシック」であります。

 30分前にお店に行けばOKでしょう!ここにはfujikinさんやキャシャーンみたいな人はおりません。
30分前到着でやっぱ一番乗り。さっちゃん、くらくらさんは当然の如く、最前列。
あたしは控えめにその後ろ。今日はこの3人、「鳥」のTシャツでお揃いであります。当然、四万十の鳥です。

一匹長屋のサイトで見つけたあるお方のレポートです。あたしらの事も書いてありました。

http://www.asahi-net.or.jp/~uj9y-ind/site2/raibu1.htm 

ライブレポートはこれで、しょーうりゃくしまーす。

 ライブが終わって、地元なんだからなんかお手伝いしなきゃ!(と言ってもあたしんちから150km離れているけどね)やっぱ、機材の搬出でしょ。福井さんの怪訝そうな視線を感じながら、けなげに働きました。
はは、まだ初日でっせ。

 当然ではないけれど、打ち上げに参加。こういう事は地元の人たちが優先であります。
で、あたしらは別テーブルで福井さんとしばし、歓談。フェリーでは揺れたなんてもんじゃない。凄かった!何時だったか秋田沖で難破した船がこの船で、不安だったとか...。

この頃にはすっかりお腹もすいて、小樽名物「かま栄の蒲鉾」が美味かった。

 ホテルまで多分歩いて20分位。どうしようかなんて悩んでいたら、平井さんという女性が「送りましょうか?」とご親切に声を掛けてくださいました。つい甘えてお願いしてしまいました。ありがとうございました。このご恩は忘れません。と取り敢えず、あたしのアドレスを書いたメモを置いてきたのですが、未だ(10月10日)ご連絡がありません。もし、ここを発見出来ていましたら、ご連絡くださいませ。

9月16日(金)晴れ 札幌『KRAPSHALL』 本日の走行距離 86km
 
この日は、札幌の市場に行く予定が、諸事情により不要となりました。午前中、時間が空いたので、やっぱり観光。もう、運河はいいか、じゃ!余市・ニッカの工場に行って、試飲であります。
 あたしも過去に職場旅行で立ち寄り、べろんべろんになって、熊の缶詰、トドの缶詰を食した記憶のあるところ。ここは写真もないのでこの位で。

今日から、あたしのトラ号(車の本名:トラジェ)に2人のクルーが参加、計5人となるのです。
その一人が「やっさん」名前からの想像に反して女性であります。襟裳岬と同じエリアから来てくれます。
時々本家のbbsにも登場しているので、ご存知の方もいるかも?

やっさんとは札幌駅で合流、の予定。あたしはいつもと反対の方向から駅に向かったせいか、道が判らないのでナビ任せ。えっ?そんなすぐには曲がれませんって。
さっちゃんに「ナビの言う事聞きなさいよ」、と叱られる。そんなこんなで、10分位遅れてしまったかな?

 やっさんはあたし以外の人とはとにかく初対面。まずは昼飯でもと歩く。この辺でお昼をとは考えていなかったので、えーいここはあたしの我侭。「鯨が食べたーい」とお店を探す。

 店を探し、日本三大がっかりの「時計台」を眺めながら、やっとの事で見つけたお店はお休みでありました。しょうがなく、駅横のビルで、蕎麦を食べたのです。(だってラーメン屋さんは並んでいるからいやだって、やっさんが言うので...)

さっちゃんはお土産を買いに札幌駅のデパートへ。あたしはくらくらさんとやっさん2人を乗せて大通り公園へ向かう。札幌駅から大通り公園は歩いて10分ちょっと位の距離。1本道で迷いようもない筈。初めてじゃないらしいしね。
 あたしらは地下街に車を停め、車に戻る説明をしていたら、2人がとても真剣な顔をしている。地上に出ても真剣に不安そうにしている二人。あたしは観念しましたよ。ここで、この2人に「じゃーねー」と去ってしまったら犯罪でしょう?幼稚園児をライオンの檻の中へ、あるいは姥捨て山か?例えが良くないけれど、そんな感じでしょう?
 あたしは、あわよくば本屋さんか、東急ハンズにでもと思っていたのですが、適わぬ夢でした。でも晴天の公園、ただ居るだけで満足な時間であります。とうもろこし、じゃがいもを3人で少しづつ食べ、その残りを鳩にやったり、のーんびり。こんな時間もたまにはいっかー。

さっちゃんは迷わずに大通り公園まで来てくれた。15:00を廻っているのでホテルに入れる。
今日のライブ会場を確認しながらホテルにチェックイン。さっちゃんの選んでくれたホテルだから、会場まで歩いて2・3分。こりゃ楽チン。薄野(ススキノ)のちょいと外れという場所であります。
2時間程しばし、休憩。

 ホテルで一寝しようと、焼酎を引っ掛けてうとうとしたところに「カトー」から電話。「今ホテルに入った」と、あたしはフロント集合時間を知らせて電話を切る。

 よく「間」が良い、とか、悪いとかいう言われる、「間」。あたしとカトーとはこれがいつもの「間」であります。せっかく気持ち良くなったところだったのに。
 これでクルーが全員揃った。先出の函館の「カトー」であります。あたしとは岡山時代の会社の同期で、もう腐れ縁30年を超えるお付き合いとなりました。

ホテルフロントに集合。これで本日、明日のクルー5人が揃った。KRAPSHALLに小1時間前に到着したら、やっぱり一番乗り。

 しばらくすると、机を出して来てCDを並べる人がいた。後から名前を知ったのでありますが、「サブリナ・早川氏」だ。あたしらの行動を見て、最初から馴れ馴れしく、タメ口をしてくれる。
 良いのか、悪いのかそれはともかく、親しくなったふりをしましょう。開場真っ先に入場。もちろん、最前列、中央の席。んーテーブルもあるし、ここなら缶を倒す心配もなさそうだ。
さっちゃんだったかな?「松山千春みたいな人がいたよ」、「千春なら来るかもね」

 あたしは早速、予てから親しい早川氏に「千春来ているんだって?」「そうなんだよ、オープニングアクトの終わる時間を教えておいたから、その頃また来るんじゃないかー」 カマをかけたら簡単に教えてくれた。親しくなっておくものである。

 オープニングアクトの「キッコリーズ」は失礼ながらこれほどに聞かせてくれるとは思いもよらず。札幌の人でもあるし、ファンになろうと決めた。のこぎりの音色、ボーカルの「カポウ」さんの声は素晴らしかったのです。10月前半は関西にいるはずです。もし見かけたら聞いてみてくださいな。
ムロ乱と言えば多分判ってくれるハズ。 http://sound.jp/kiccories/index02.html 

 ライブの途中の良さんが、早速「松山千春」が来た事を話し始めた。
見るからに高そうな「お寿司」が楽屋に届いたそうな。皆で、食べ散らかしていたら、本人が現れて驚いたというようなお話。(本当は丁度、福井さんが頬張っているところに現れたらしい)

 ライブが終わって、会場外のホールに良さんが現れた。キッコリーズも現れた。あたしはどっち?
躊躇せずに、あたしはキッコリーズの元へ。良さんは明日も居るしね!

昨日の福井さんは機材の搬出、そして宿の札幌まで戻らなくてはならないので禁アルコール。
でも今日は機材の搬出は簡単で、なによりも這ってでも帰れる近さに宿がある。福井さんの足取りがスキップしているかのように見える。

僅かな機材の搬出のお手伝いを終えても、だらだらと帰るに帰られないあたし達。
会場にあたしらとほぼ同じ頃からいた一人のお兄さん(あたしから見たら)がまだいらっしゃる。
もしかして、bbsに時々登場する方かも?と、「もしかして洋ちゃんさんではないですか?」と尋ねるとその通りだった。あたしも名前を名乗り、ほんの少しお話させて貰った。聞くところによると、なんと明日は娘さんの結婚式なんだそうな。それもトマム(帯広方面の山奥のリゾート)だって。【後日談:結婚式では娘さんの許可もあって、披露宴で良さんを唄ったらしい】

今日の打ち上げは主催者側でセッティングしているだろうから無理だろうね。あたしら5人で顔合わせ含めて何処かに行こうかなんて決めておりました。が、しかし!親しくなっておくものです。
早川氏がいっしょにどう?良さんもそうしたらええと言ってくれた。早川氏に後光が差している。

あたしら5人+洋ちゃんは、歩いて5分ほどの高級居酒屋「唯我独尊(ユイガドクソン)」に潜り込む。既に良さん達は障子に遮られた広い小上がりにいるようだ。あたしらはなんとかお店のお兄さんに頼み込んで廊下一本挟んだ隣の小上がりに座らせてもらった。

 障子で遮られた部屋から主催者さん達の声、乾杯の音頭賑やかな声が聞こえる。
どうせ勘定は別と割り切り、あたしらは好きなものを注文。でも、気になる隣の席。
障子の上から、下から覗いて見る事数回。やっと気付いてくれたぁー。

障子が全開。宴会の、いや打ち上げの合体ぃー。良さんが来てくれたぁー。若い女性がいるせいで、暢さんは来てくれない。まぁっいいっかー。福井さんが赤い顔をして来てくれた。

 福井さんはこっちの席にある料理が気にいってくれたみたいで、しばし居てくれる。
揺れるフェリーの話から始まり、ポリエステルの話まで、福井さん流のギャグの連発である。

良さんがカトーを見て、「何処かで会うたかな?」 あたしが、2年前の青森でいっしょだった事を言うと、「そっかー函館や」と、なんと良さんはカトーを覚えていてくれていたのだ。

やっさんは生の良さんに会うのは初めて。当然ライブも初めて。なのに、「北海道のかーさん」だわ。強いっす、たくましいっす。時間を超えて親しくなれるのであります。

 いつものように記念撮影をしてお開き。良さん達とホテルまでの帰路をいっしょに歩く。

 明日は9時集合!でお休みなさーい。

9月17日(土)曇りのち小雨 旭川アーリータイムス  本日の走行距離 240km

 北海道でのライブなんだと、少しは北海道らしさを体感してからライブに臨みましょう。なんていう趣向から、本日は富良野(フラノ)経由・美瑛(ビエイ)経由で旭川に向かいます。
と言ってもそれ程時間がある訳ではないので、「麓郷(ロクゴウ)の森」で北の国からの触りと、美瑛のパッチワークの丘で食事と言う予定。
 ホテルを出て、高速へと向かう。途中あたしの目に入るのは大きなパチンコ屋ばかり。そして、クルーの連中は呆れるばかり。はいごめんんさい。あたしの飯の種なんでございます。

 助手席にカトー、その後ろがくらくらさん、運転席の後ろがやっさん、狭い後部席にさっちゃんと言うポジション。

連夜、良さんのライブに行くのだから、と車のBGMは気を利かせたつもりで、どうってことないものを選んでいたのであります。が、あたしのMDがやっさんの目に留った。MDを取り上げられ、次はこれ、その次はこれ、もう一回ってな調子。さっちゃんは普段ゆっくり聞けないからと、リアスピーカーに耳を当てている。やっぱここに落ち着くのかとやっぱり加川教信者だわ。今、ここに無いのは「ROCK」位ですもん。

奈井江(ナイエ)ICで降り、歌志内(ウタシナイ)経由、麓郷(ロクゴウ)の森へ向かう。途中、歌志内で休憩。あたしの車は禁煙車なのだ。ところで、かなり昔の「昨日、悲別で」と言うTVドラマをご存知だろうか?実はあたしもそれ程良くは知らない。けれど有名らしい?でも、石田えりは大好きだったけどね。 その舞台となったロマン座で一休み。

 7年位前には、ここで珈琲がいただけたのですが残念。裏手に手頃なステージがあった。ん?手頃とは?もちろん良さんに決まっていますがな。来年の祭はここ?にしようよとか、あたしらの話は必ず良さん絡みで決着しますな。


良く見えませんが
偶然今日の日付

http://www.city.utashinai.hokkaido.jp/4-kankou/romanza.html 観光協会

芦別を通る。ここはツアー最終日のライブ「ディラン」があるところ。くらくらさんとあたしは来週お世話になりまーす。でも他のクルーはそうはいかないので、せめて記念撮影だけでもと、頬を擦り寄っている。
あー信者は盲目であります、教祖様。

更に麓郷の森へと向かう。ここは申し訳ない、雰囲気だけ感じてもらいました。あたしが全然ガイドが出来んのですもの。北の国なんてあんまり見た事無かったしー。ここを出発する頃に心配していた雨が降り出す。

 やがて、美瑛・パッチワークの丘に辿り着く。ケンとメリーの木から数百メートルのところにある「開拓庵」。ここは、数年前に岡山のおtouさん夫婦が来てくれた時に、カトーもいっしょに訪れたところだ。店に入ると、「うちは芋しかないよ。それで良かったら」 ずっとこんな調子の親父。大きめの男爵芋2個と、舞茸のホイル焼き。芋にはバターと三升漬け(サンジョウヅケ)を付けて食べる。これが辛くてうんまい。あたしはこの三升漬けを他の客に隠れてこっそり分けて貰いました。

あたしを見た親父、「あんた前にも来なかったか?」 多分誰にでもそう言うのだろう。実際にはこれで3度目。「そうそうもう7年も前にやっぱり本州の客を連れて来たさ」、「そうか、どうりで記憶にあるもんなー」。恐らく、「俺、宇多田ヒカルといっしょに来たっしょやー」と言っても頷くに違いない、この親父は。でもいい気のいい親父、ここはお奨めします。芋が、舞茸が美味い。
店はバラック、昔々は納屋だったそうな。「雪で潰れてしまったら店は止めるんだ」と言っていたので、いつまであるやら、保証は致しかねます。


 しょぼつく雨の中を進み、やっと旭川に到着。ナビはホテルが何処にあるのか具体的には教えてくれない。3回程同じようなところを廻ってなんとか到着。雨のせいか少々疲れ気味。そのせいもあって、あたしはカトーを怒らせてしまったようだ。許してくれなくてもいいから、忘れてくれー。

 街を散歩、いやコンビニの所在を確認するも、やっぱ疲れています。で、一寝しましょう。酒の力を借りずとも気持ち良くなってきます。うとうととしたところに携帯に着信。カトーではありませんでした。意外な声。「S50ですがー、今夜のライブ僕も行きます。よろしくー」 S50さんには、春の川口でとてもお世話になりました。打ち上げは途中の退席。お礼もしていなかった。ハハハ、どんな顔してお会いしましょうか。でも嬉しいなぁーここで会えるとは思いもよらず。

 ライブに向かう頃には雨も降り止み、アーリータイムスへは歩いて向かう。雨上がりのせいで、少々肌寒い。もちろんここでも一番乗り。しばらくすると、コンビニ袋を持った暢さんがやって来た。これから食事かな?旭川ラーメンは食べたかしら?

 ツアー初日、我が師匠k川氏より頼まれていた事があった。良さんの11月のスケジュールで、必ず良さんに伝えて欲しい、良さんから返事を貰ってくれと。伝えるのはともかく、返事を貰うなんて恐れ多い。
あたしにそんな事を頼む事自体が間違っているんでないべか。それでも我が師匠のお言葉には逆らえない。
「はい判りました。決死の覚悟でお師匠の命令を実行します」 小樽の打ち上げで玉砕覚悟、恐る恐る良さんに伝えるとけんもほろろ、「そんな話は今したくない!」とぴしゃり遮られた。そりゃーそーだよねー。師匠にこんな経緯を言葉で知らせる訳には行きません。k川師匠には「とりあえずはお知らせしましたよー、でも返事は貰えませんでしたよー」とメール。でこの件は一件落着、忘れていたのです。

ところが、お店から良さんが出て来て、「ムロ乱、この間のk川君の話しなぁ。k川君と連絡取れるか?k川君の話を聞くから、今日の打ち上げの前に連絡つけてよ」
 早速k川師匠にメールを打つ。k川師匠の喜ぶ顔が目に浮かぶ。

 あたしは加川教信者なんです。だから、何より嬉しいのは良さんがムロ乱を伝令とはいえ、使ってくれた事に感謝、喜びであります。ハハハ はい信者です!

間もなく、S50さんもやって来た。その節はお世話になりました。非礼を詫びなくてはならないあたしに土産までくださって、ありがとうございます。S50さんの行動は常人(組員)とは違うので、次は何処で会えるやらと思っていたので、ここで会えて良かったぁーです。

 ライブが終了し、機材の搬出も終了。今日のライブは最後の曲の手前で電気系のトラブルがあったものの、お陰で生の「流行歌」が聞けた。それに、良さんは余程気持ち良く唄えたのか、カトーに「リクエスト ある?」と聞いて、カトーは「枚方のあきちゃん」と言うと、さらっと弾いて唄ってくれた。良さんがリクエストに応えるなんて、滅多にあるもんじゃぁない。あたしはこのやりとりを見て、今回のツアー後半用にリクエストのカンペを作ろうかと本気で考えたんですけどね。

 打ち上げが始まってまもなく、もちろんk川師匠に電話をしましたがなー。k川師匠は待ちきれなくて何度も電話を掛けてきた痕跡がありました。電話が繋がってすぐに良さんと代わる。程なく、話は終わって、良さんはあたしに繋がったままの電話を返してくれました。あたしは打ち上げの席、そこそこで電話を切ろうと思うのだがなかなか話が終わらない。師匠は感謝!感謝!と喜んでいる。誰かと代われば話も終わるとと思い、くらくらさんに代わってもらい、会話は終わったかのように誰もが思ったのである。
これ以上はK川師匠の名誉に関わることになるので、もう書けない。

 しかし、残念ながらこの真相はくらくらさん、さっちゃん、S50さんは知っている。11月に暴かれん事を祈ります。

 明日が、北海道初めてのオフという事もあるのかな?ここのオーナー野沢さんとのお話も弾み、良さんも、暢さんも、福井さんもご機嫌。あたしらも前半の終了と言うことで、すっかり楽しませて頂きました。k川さんのあの事件さえ忘れてしまった位ですから。
最後にいつもの記念撮影で今日も終了

9月18日(日)雨後曇り 5人クルーは解散 本日の走行距離 288km

 くらくらさんは引き続き、良さんについて行く事になっているので今日はここに連泊。
ホテル前でさようならー。5日後にまた会いましょうね。サロマ湖でロシアに拉致されないようにね、釧路湿原で迷子になってもヒッチハイクは簡単じゃないかもねー。

さっちゃんは列車で千歳空港まで向かいます。飛行機時間を気にしたら、車で行くには時間的余裕がないので、ここでお別れ。旭川駅までさっちゃんを送って、さようならー。さっちゃんの後日談:札幌の「スープカレー」は近頃有名なので空港で食べちゃいました。でもーこれが本当の「札幌スープカレー」なら二度と御免。
皆様も是非一度、千歳空港のスープカレーをお試しあれ。との事でした。


 本州組と別れ、とうとう北海道の3人となってしまいました。もう、いいさね。あとは簡単に。
カトーを札幌の車を停めてあるところまで送り、次はやっさんを千歳空港の近くの駐車場にある車まで。

 この5人のクルーの組み合わせは多分最初で最後でしょう。「良さんライブツアー」+「5人のツアー」はハプニングもあり、楽しかったです。すぐに仲良しになれてしまう、初対面の間柄でもまるで、中年の修学旅行でありました。これも良さんのお陰。

これで前半終了― 後半戦へ続く