加川組第十班

 ’泉の如く’スラスラと文章が沸いて来ない。
いや、もう書きたくは無い。書かないで済むならどれだけ楽になれるだろうか…
ここで怠けてはいけないと… 老後の楽しみが一つ減ってしまうから…

 事の始まり

 10月22日

 昨夜は「富山・がーびる」でのライブ後、打ち上げを兼ねた「がーびる」5周年祝いの盛大なる宴だった。
その酒がほんの少し残っている。
本来なら、御大に飲んでもらおうと新潟の夫婦が持ってきた「久保田・百寿」。
くらくらさんに「もう止めなさい!」と言われながらも「久保田・百寿」をあたしは飲み続けた。
誰かが持ってきたであろう旨い芋焼酎を、葛飾嬢はいっしょに来た友人と二人で1.8本飲んだらしい?。
その葛飾嬢は二日酔い、と公言している。そんな朝である…
葛飾嬢とその友人と三人で富山・砺波市「夢の平、コスモス畑」を見に行く最中の会話である。


「12月のRoots来るんでしょ!」(決して命令調ではない)
「はい、判りました」(成り行きで、子弟関係が出来上がっている)

その後も、
「丁度その頃のエアーは、バーゲンやっているよ」と、あたしの背中をぐいぐいと押してくれる。
でも、不思議な事にバーゲンより旅割のほうが¥300安かった?

10月の初旬、群馬・前橋の古い友人から電話があった。
「ねぇーうちで採れた米食べる?」もちろん、要らない訳が無い。
「うんうん、食べるよー 千恵子ちゃんちの米、旨いし」
「ねぇーこっちには来る用事ないの?たまには遊びにおいでよ」米を頂戴と言った後である。
「んー多分、12月の末辺りにまた川口に行く事になりそうだから、その時に…」

 
日程を考える

 せっかくのエアー、とんぼ返りは勿体無い。ライブは23日である。
翌日に前橋に行こうか?それとも、茨城の親戚宅に行こうか?
24日といえば、クリスマスイブではないですか…そんなアホな事は出来ません。
幸せな団欒のひと時、そんな日に、ただ勿体無いからとお邪魔するのはさすがに無頓着なあたしでも
出来そうもない。それは出来ませんって。

前橋を訪ねるのは前日にしましょう!親戚宅は今回、中止であります。

 
出発ぅー
 
 12月22日

 家を出てから前橋へはどんなに早くても、6時間は掛かる。
のんびりしていたら、夕方になってしまう。
いつもなら、車で千歳に向かうところ、だが冬の早朝である。雪道、天候のリスクは大きい。
今回はバス、室蘭⇔千歳空港「隼号」を使う。
少々じれったいが、確実である。ガス代、駐車場料金を考えたら同じ位かな?

 いつもなら、搭乗口ロビーで儀式をする。「車がないぞー、そして出発ぅー」と。
今回は空港内のコンビニで購入である。未開封の缶はあそこ(金属検知する所)が通れるのである。
今度からはそうしましょう!(これでバス代の差額は解消)

 エアーはネットでの予約。座席指定まで出来る。何故か今回は2階席を取ってしまった。
これは失敗?と思いきや、なかなかいいのかも知れない。
2階席は階段はあるものの、搭乗したら、すぐ2階に上がればいい。
1階の奥の座席だったら、乗り降りの行列がわずらわしい!のである。
それに、2階席の窓側には収納の箱があって、意外にこれは使える!他の客と収納箱の取り合いが無い。
こんな事を発見しては嬉々としている。

 エアーが遅れた。向かい風とかで20分は遅れたようだ。羽田はしばらくぶりだ。
家族でTDLに行ったのが7年前だったかな?その時以来だと記憶している。
息子がまだ幼稚園だったか、小学1年だったような… 
 息子がどこかに頭をぶつけた。3cmくらいのでかいたんこぶを作った。あたしは笑っていたが、
 もしも?があるので、救護室に向かった。いや、TDLの救護室はどんなんだろう?という興味が大きかった
ような
もう、家族4人で何処かに歩くことはないのだろうなぁ。せいぜい、登別温泉くらいだろうか…

 まっすぐ、前橋に向う。ANAだとモノレールが始発になるので、座席の確保がらくちんだ。
モノレールに乗って、浜松町から東京駅に向かい、新幹線に乗る。
各駅で行くより1時間は短縮出来るだろう。
初めてハイデッカー2階建ての新幹線に乗った。別に感動はないが、タバコが吸えて嬉しい。

 携帯にメールが届いていた。はわい氏からである。
「息子が自転車で転んで、顔に怪我したぁー」との事。おぉ事である。ライブ参加の危機である。
前回、川口・Rootsでのライブで初めてはわい氏と会った。その時は娘さんが急な盲腸だった。
父親の非行に走らせてはいけない!
父親を非常識で、危険な奴に会わせてはいけないのだ!!!
本能的に体を張って、なんとか阻止しようとしているのかも知れない。
なんて深い愛で繋がれているのだろう!強い絆で家族は結ばれている…。
と言うには大袈裟過ぎるかな?

 高崎駅で無事、千恵子ちゃんと会えた。千恵子ちゃんの運転で、今日泊めて頂くいづみちゃん宅へ向かう。
いづみちゃん宅は「看板屋さん」。旦那とも当然懇意にして頂いている。
あたしに初めてインターネットを教えてくれたのもこの旦那だ。
もう30年位、家族ぐるみでのお付き合いをさせて頂いている。子供同士が同じ年ということもある。
今回は、あたしに「加川組」のロゴを作ってくれた。よく車に貼ってあるもので、商売ものである。

75mm×150mmの大きさ
転写のステッカー
一度貼ったら、簡単には
剥がれないかも?知れない。
だから、まだ車に貼る勇気はない。
でも、将来、黒塗りのセダンに
乗り換えたら絶対貼ります。

 千恵子ちゃんは高校の時からの文通相手である。前出(2005in四万十参照)の「もみあげタクシー」
のお父さんと千恵子ちゃんといづみちゃんは、お父さん運転の軽自動車であたしの結婚式にやって来て
くれたのである。千恵子ちゃんは中学の先生である御亭主と、食べ盛りの息子を家に置いて来た。
いづみちゃんの旦那は、商売の寄り合いがあるからと、三人で居酒屋で歓談。
去年も会っているから積もる話がある訳ではないが、それなりに楽しいひと時である。

 翌日、またも千恵子ちゃんの運転で、いづみちゃんの同乗で高碕駅まで送ってもらった。
予定通りの列車に乗り込む。15時には川口に着くハズだ。

「本庄駅」を通過。のんびりとした駅であります。ここから良さんやJに向かうのですな!久美子さんは。
ここから東京まではあたしの千歳に行くのより大変かも?いや、大変だわ!!!

 無事、はわい氏と会う。はわい氏は今日のライブに友人を呼んでいるという。
その友人とは男性だと思い込んでいた。が、駅までの道すがらその友人は女性なんだと言う。
自分の事は棚にあげておいて、女性の友人と聞いてしまうと下衆の勘ぐりをしてしまう。
それはやはり、あたし自身の品性の問題である。自分もそう見られていのかも知れない。

 はわい氏の友人とも無事会えて、三人で軽い食事をした。なかなか感じの良いお姉さんである。
話を合わせてくれるのが上手で、あたしひとりだけが十二分に盛り上がってしまった。
それで、Rootsに向うのが遅れてしまった。

 Rootsに行くと、いないはずのfujikinさんがいるではないですか。
あたしが勝手にそう思い込んでいたらしい。これで今日の盛り上りは約束されたも同然である。

「今日、東京新聞が取材に来ているよ」と、S50さん。
席に座ると何のことはない、記者さんはあたしの横に座っていた。どんな事をかいてくれるのやら。
すっかり酔っ払っているあたしは、すかさず話し掛ける。
あんまり嬉しいから、fujikinさんにも来て貰ってインタビューしてもらった。
カメラマンならぬ、カメラウーマンはまだ二十代と見受けられる可愛い女性だった。
さすがいいカメラを持っているなぁと感心。
「その写真は分けてはもらえないんでしょうねぇ?」
「えぇー、最近では著作権もあって、簡単ではないんですよ」
「はい、そうですよねぇー」簡単に引き下がるあたしであります。

toukyou060110.pdf へのリンク
東京新聞06.1.10朝刊(掲載が問題になるかも知れません 予告無しに無くなる可能性有り

 店の外では「Roots」のTシャツを売っているお兄ちゃんがいる。
「売れたかい?」
「えぇーあんまりー」まだほんの数枚しか売れていないじゃん。
このままじゃ、S50さんに叱られるだろうなぁ!
「よぉし、あたしも買ってあげようじゃないか」と、数枚を購入。
しまった、御大のサインいや、S50さんのサインを入れてもらうのを忘れてしまった。
S50さん曰く、
「このTシャツはすっごい上物ですねん。ロゴは絶対落ちへんですよ」
「原価と、ロゴ入れたら儲けなんてあらしません」
ホンマかいなー?

 
ライブぅー

 
あたしにとっては初めての生の有山さんである。
‘91年5月3日のNHKの放送、『レイトショー』という番組があった。
その、レイトショーである「有山じゅんじショー」のゲストが御大と、上田正樹だった。
当時はまだあたしの「加川良」観に理解のあった、うちの奥さんが教えてくれた。
VHSのテープはモチロン、等倍速の録画であります。繰り返し、繰り返し何度見た事か…。
最近では、磁気媒体に不安を覚えて、DVD化してしまいました。

‘72に室蘭で初めて見た「加川良」はその時まで最初で最後の動く加川良だったのである。
それが、「有山じゅんじショー」で代わったのである。
つい最近まで有山さんに感謝しておりました。動く加川良をありがとう!と。
今日の有山さんは二度目の動く有山さんだ。


ライブの中身は内緒?
 ライブは終わって、打ち上げは移動して違うお店ですると言う。
席を見渡す。喫煙席を探す。まじ妻(まじさんの奥さん)の横が喫煙席だ。(と、勝手に決めた)
最近では喫煙者はとにかく、嫌われる。まぁ、マナーが無い人も少なくないからね!

 遅れて来た御大は何故かあたしの横に座る。何を飲むのかしら?と…
ビール?いやいや、ウーロン茶がいいと、フェイントをかけながら熱燗を頼んだのだった。
御大に手酌なんぞはさせられない。あたしは嬉々とお酌をさせてもらった。
いや、ムサイ男のあたしでは不満だったろうとは思うけれど…


伊勢海老のさしみー

あたしはお二方とも二回目なんであります
それも、ここRootsでお会いしました

S50さん、ご馳走様でした
和やかに宴は進み、記念撮影で終了

ホテルに戻り、御大の「じゃ 明日11時」で、かいさーん!

 12月24日

 あまりに暇なので、10時過ぎにはロビーまで降りた。
既に、葛飾嬢とゆう子さんがいる。ほんの少し遅れてはわい氏がやって来た。
御大がやって来るまでしばし、歓談。こんな時間も大切なのだ。
あたしが千歳空港で買った文庫本の話をしたら、ゆう子さんが
「その本、今図書館に予約している本…」
「なら、あげますよ、もう読んじゃったし」こんな事も出来ちゃうのだ!

 あたしのエアーは16時。別に今更、はとバスに乗るつもりはない。
娘が受験なので、「湯島天神」に行って、菅原さんにお願いしようかとは思っていた。
11時を大きく回ってしまうと、時間がちょっと足りなくなりそうかな?
11時丁度に御大は降りてきた。お先に失礼しますと、ご挨拶。
「ムロ乱、何時の飛行機?」
「16時ですが、湯島天神に行こうかと思っています。娘が受験生なんで…」
「ほぉー父親はフラフラ遊んでるのに娘さんは大変やなー」まさにその通りであります。

 ゆう子さん、葛飾嬢、はわい氏、そしてあたしの四人はホテルを後にする。
葛飾嬢が下町界隈を案内してくれると言ってくれたので甘える。
世間はクリスマスイブ、日曜日、そして晦日なのである。
湯島天神、アメ横、浅草寺と歩く。何処も人々だらけである。
そして浅草界隈でお昼。ラッキーとそれ程待たずにお店に入れた。葛飾嬢お勧めの天丼である。
次回は鯨を食べよう!お約束! さぁ次回はいつになるやら…そんなに遠くも無いような気がする。

浅草からだと、京急で数は少ないが羽田直行がある。駅で葛飾嬢と別れ、列車内ではわい氏とも別れる。
羽田で少し土産を買ってとっ。 
千歳に着いたら、滑走路が雪で真っ白! 降ったんだねー わぁー寒そう 実際に寒い
家に帰ってからニュースを見たら、午前中は降雪の影響で、欠航やら遅れやらで大騒ぎだったらしい。

いつもながら、千歳に着いた途端に現時に引き戻される。
さぁーもらった元気で、年末年始はほんの少しは頑張りましょうか!!!

 2006年もありがとうございました。
 こんな調子で来年も歩けたらいいなと思います。 ムロ乱